焼き芋作りにはオーブン用温度計がマストアイテム!

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焼き芋は「みよちゃんちの焼き芋鍋」で結構安定してできるようになりましたが、時々はずすことがあります。何となく温度が低目なのではないか? と疑ってみるものの、鍋の中のこと、如何ともし難く今日に至る。しかしふとしたことからオーブン用の温度計があることを知りました。そんなものがあるんだ!温度計なんてオーブンについているものだとばかり思っていました。

何年も経験と勘でやってきた焼き芋、これをついに温度を計りながらできるじゃないですか!これはやるしかありません。さっそく温度計をAmazonで購入。

  • 名称  :タニタ オーブン用温度計 5493
  • 方式  :バイメタル式
  • 測定範囲:0〜300℃
  • 精度  :±15℃ (101℃〜230℃)
  • サイズ :85(縦)x70(横)x33(高さ) [mm]
  • 材質  :ステンレス, 強化ガラス
  • 重さ  :46g

↓見た目はこんな感じ。ステンレスのクールな佇まい。ガラスはありますが見えません。


さて、温度はどうするのが正しいのでしょうか? 基本に立ち返りプロの手引き書を紐解きます。(出典: JAなめがた甘藷部会連絡会/なめがた農業雇用同組合 - 焼き芋の話 p.3)

これによると
  1. 焼き芋機(*今回は焼き芋鍋)内が200℃になってから芋を入れる。
  2. まんべんなく焼く
  3. 品種、サイズ、季節にあった時間焼く。例えば、11月の紅まさりMサイズ(直径6cm)なら60分。
だそうです。なるほど、やってみましょう。

0:00
火をつける前。室温20℃台。ミルクパンにも使える一番小さな火口に載せます。


0:20
200℃になるのに20分かかりました。


0:00
もう少し続けたらどうなるかなと思ってさらに10分続けたら230℃になってしまいました。しまった、温度を上げすぎました。あわてて火をとろ火にします。さて、ここで芋を入れます。焼いた時間がわかりやすいように、時間は改めて0:00からスタート。ちなみに芋は、べにはるかです。


0:20
とろ火にしたら今度は180℃。どうもとろ火では弱すぎるようですね。いつもうまく焼けない時の原因はこれに違いありません。


0:40
190℃まで復活してきました。これくらいならいいんじゃないかな?


0:60
210℃。いい感じです。芋の中でフツフツと音がしています。きっとこの音がうまくいっている証拠だと思います。ここでマニュアル通り60分で火を止めます。いつもは1時間半近くやっているので、やっぱり火が弱すぎたのでしょう。また、時間が長いので水分も飛びがちだったのだと思います。


1:30
30分放置。温度はかなり下がりました。芋はシワシワ。押すとフニャーです。


トロトロのべにはるか!久々に大成功、業務用焼き芋機と遜色ありません。温度と時間を焼き芋機のマニュアル通りにしているので、当然かもしれませんけどね。今回くらいにできれば、とても甘いので普通レベルのスイーツは要らなくなりますよ。


今回初めてオーブン用温度計を使いましたが、数字を見ながら火加減を調節できるので、とても便利です。改めて考えてみると、焼き芋はご飯のようにブクブクきたりしないので、経験と勘頼りでは火加減の調節が難しいですからね。これから焼き芋をやる方は、オーブン用温度計は必須でしょう。なお、実は今回試す前、温度計が振り切って壊れないか心配でしたが、ガスコンロの火では全然問題ありませんでした。

タニタ オーブン用温度計 5493、これは焼き芋ファンのマストアイテム。実売¥1,000しませんので、お持ちでない方はすぐに手に入れることをお勧めします。



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