Mac OS Xの写真アプリで書き出したファイル名の不要な空白を一発削除!

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私は写真をiMacで管理しているので、これまではiPhotoを使っていました。先日「写真」アプリが公開されたので移行しましたが、なかなか使いやすくて、iPhotoに戻る気はまったく起きません。これが無料なのですから対抗するベンダーは大変ですね。


しかし、とても些細なことですが一つだけ問題が発生!ブログ用に写真を縮小して書き出す時、ファイル名に連番をつけるようにしているのですが、そうするとファイル名末尾の連番に不要なスペースが2つ入ってしまうのです(ハイフンの両側です)。

 設定した文字列 - 連番.jpg

これまでのiPhotoではスペースなど入らずに、単にハイフンと連番が追加されるだけでした。

 設定した文字列-連番.jpg

コンピューターの世界で、不要なスペースはたいがい悪い方向に働きます。おまけに目立たないので問題があった時に気付きにくくてタチが悪い。たかがブログの写真ですが、気持ちよくないので設定を変えようと思ったら... 写真アプリにそんな設定はありませんでした。えーっ!! さすがはアップル。こうなると出力されたファイルの名前を変更するしかありません。ここしばらくは一個ずつ手で修正していましたが、やっぱり面倒です。一発修正したい!スクリプトかAutomatorか? 写真アプリはOS Xにしかないので、手軽なAutomatorを使うことにしました。

やりたいこと

・Finderでファイルを選択し、
・右ボタンクリックでコンテキストメニューを出し、
・変換を選ぶとファイル名から空白が消える。

というふうにしたいです。これならAutomatorで数ステップでできそう。(※おまけに後からコンテキストメニューに追加する必要もなく、保存したらすぐに使えて楽でした。)

ステップ1: Automatorを起動して「サービス」を選ぶ

今回の作業では最重要かも。ここで何となくそれっぽいワークフローやアプリケーションを選んでしまうと、コンテキストメニューには何も出てきませんから。


ステップ2. 必要な項目を選び、ドラッグ&ドロップして、保存する

・まず赤→の3ヶ所を図のように選びます。処理対象がFinderのファイルだからです。

・次に緑→の2つを、右側の部分にドラッグ&ドロップします(順番は図の通り。逆はダメです)。私はなぜか英語表示でしたが、普通は図の右側のように日本語かもしれません。
 
 1つ目: Get Selected Finder Items (選択されたFinder項目を取得)
 2つ目: Rename Finder Items (Finder項目の名前を変更)

この時、Finder項目の名前を変える(破壊的)処理があるため「"Finder項目をコピー"アクションを追加して、オリジナルを変更しないでコピーを変更するようにしますか?」とAutomatorが親切に聞いてきます。それをやると変更前後のファイルが両方できるので、コピーはしません。私は動作確認の時だけ追加して、保存前に削除しました。

・2つ目のアクション(図の青枠の中)の設定を変える。
 - 「テキストを置き換える」を選び、
 - 検索文字列に半角スペースを入力します。(キャプチャでは見えません)
 - 置換文字列には何も入れません。

・最後に保存します。この時、保存した名前でコンテキストメニューに表示されるので、シンプルかつ分かり易い日本語にしておくと良いでしょう。ここでは青→のように「ファイル名から空白を取り除く」としました。


できた!

ここまでの手順で、保存した直後からコンテキストメニューに「ファイル名から空白を取り除く」が表示されるようになりました。もちろんファイルを複数選択してもOKです。

簡単に済んだのでホッとしました。

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