丹沢主稜周回ハイクに行こう!③袖平山〜姫次〜蛭ヶ岳

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天気がますます良くなってきて、これから回る山々もはっきり見えるようになりました。左から、蛭ヶ岳、ミカゲ沢ノ頭、臼ヶ岳、檜洞丸、でしょうか。よし、行くぞ!


カラマツが増えてくるともうすぐ姫次です。


9:15 姫次到着

さて、富士山は見えるでしょうか?


1月の丹沢主脈縦走でははっきり見えたのですが、今日は雲の中。まるっきり見えませんでした。先に姫次についていたお二人と会話したところ、今朝6時には蛭ヶ岳山荘から綺麗に見えたとのこと。その時間はまだ車を運転していましたから、今日はタイミングが合わなかったということでしょう。富士山が見えないとするとここに長居する必要もありません。さっそく出立します。


姫次から地蔵平を経て蛭ヶ岳下の階段までは、緩やかな起伏の快適なトレイルが続きます。ずっとこうだったら楽なのですが。落ち葉を踏み分けて進みます。


まだ本格的な階段ではないので傾斜も楽々。


おっ、トレランの人です。そういえば1月にもちょうどこの辺でトレランの方に会って、ちょっとお話ししたりしました。同じ人だったりしてね。しかしここを走っているということは、どこからスタートしたにしろ、かなりハードなランニングのはず。その体力に感心します。


延々と続く蛭ヶ岳への階段が始まりました。


階段途中ですれ違ったペアの方から「こんにちは〜。半袖で寒くないですか〜?」と声をかけられました。「登りなので大丈夫です。平地の方が寒かったですよ。」と答えながら、みんななかなかしっかりした装備だなあと思っていました。でも山頂に着いてしばらくすると、これが本当に寒いことに気づき、慌てて長袖Tシャツを重ね着しました。おそらく5度以下だったに違いありません。



あと400m!でもこの400mが長いのです。


なんと登山道に霜柱ができていました。もう山の上はそんな季節だということを実感。


10:31 蛭ヶ岳山頂到着

もっと混んでいるかと思いましたが、この広場には3組しかいませんでした。ちょっと拍子抜け。気温が低いので、皆さんカップラーメンやコーヒーなど、温かいもので食事を摂っている最中でした。それにしてもガスストーブの「コーッ」という燃焼音は力強くていいですね。聞いているだけで暖まりそうです。私はトレッキング中に料理をするレベルには達していないので、まだまだ手にするのは先になりそうですけどね。


で、私のトレッキング中の食事はもっぱらパン。甘い菓子パンと塩気のある惣菜パンの組み合わせです。そして今日の一品は...「蛭ヶ岳で食べる丹沢あんぱん」。丹沢山で食べるのが正しい組み合わせかもしれませんが、そこはご愛嬌ということで。


ぶらぶらと小屋の正面側、宮ヶ瀬湖が見える方に行ってみました。右(西)側から湧き上がる雲・ガスで、空が半分覆い隠されています。景色もかろうじて宮ヶ瀬湖から左が見えるくらい。


西側はもうこんなです。先が全く見えません。


時々ガスが晴れた瞬間には遠くの沢が見えて、晴れた時よりもむしろ奥深い雰囲気が感じられます。今日はこの絶妙な天候でラッキーだったのかもしれません。これよりガスが濃いと何にも見えなくなりますからね。


さて、寒くなってきたこともあり、蛭ヶ岳山荘にトイレを借りにお邪魔しました。こざっぱりして居心地良さそうな山小屋です。すでに宿泊客は全員出立したのでしょう、ご主人が片付けや掃除をしている、静かな空間でした。いずれここに泊まって夜や朝の景色を堪能したいものです。トイレは¥200でした。


初めて山小屋に入ったからか、何気なく置かれた山道具が魅力的に目に映ります。使い込まれた本物が醸し出す雰囲気とでもいうのでしょうか。



外に出てみると、天候はさらに悪化の方向。そろそろ出発の頃合いですね。


さて、いよいよ今日のメインイベント、丹沢主稜核心部に突入です。どうなるんだろうか?

【④蛭ヶ岳〜ミカゲ沢ノ頭〜臼ヶ岳〜檜洞丸】に続く



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