東日原〜稲村岩尾根〜鷹ノ巣山:④稲村岩に寄り道しながら下山

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鷹ノ巣山山頂で30分待ちましたが、結局湧き上がる雲と青い空しか見えませんでした。このまま待ってもダメだろうと見切りをつけ、新しい目標、稲村岩に向かいます。

9:35 (3:30経過) 鷹ノ巣山頂発
急登のピストンということは、帰りは急な下り(急下りという言葉はないな)。これが歩きにくくて閉口しました。今日のコースは岩場でもないし距離も大したことないので、軽さ優先でトレランシューズできました。登りはまったく問題なく快適そのもの。しかし帰りはこの滑りやすい下り。乾いていればなんということもないでしょうが、雨上がりで足場が悪いので、泥は滑り、石は転がり、木の根も滑る。トレランシューズの底の凹凸では少々役不足でした。ローカットのトレッキングシューズもそのうち考えなくちゃいけないかなー。


10:30 (4:25経過) 稲村岩のコル到着
下りは滑るのでカメラをザックにしまい込み、歩行に専念。幻想的な朝霧が晴れてしまったので、まあ写真はメモ程度でいいでしょう。山頂からの所要時間55分で稲村岩のコルに到着。足場が悪かったのでこんなものかな。さて、さっそく稲村岩に向かって進みます。よくみると右手に蛍光ピンクのリボンが付けられています。ありがたくそれに従いましょう。


数分進むと立ちふさがる岩の壁。うーん、どこから進んだものか? 正面突破もいけそうですが、ちょっと大変そう。少し思案している時に、ふと左にピンクのテープがあるのに気付き、そちらに回り込んで進むことができました。気がつかなかったらきっと正面から登っていたでしょう。ここ稲村岩では、難しいと思ったら立ち止まって、左から右まで頭を振ってよく見ることがポイント。どこかにピンクのテープが見えるはずです。テープがもう少し長いか太いかだともっと目立ってありがたいのですが...。(失礼)


さらに先に進むとこんな岩の隙間を通る羽目になりました。これはピンクのマーキングを見落として、間違ったルートを進んだのだと思います。帰りは通りませんでしたから。まあ狭いだけで危険もなく前進できたからよしとしましょう。


かなり急な岩場を登ります。帰りは大丈夫かな?という思いがふと頭をよぎりましたが、だからといって止める手はありません。ずんずん登ります。


10:37 (4:32経過) 稲村岩に到着
分岐から7分しかかかりませんでした。テープの道標のおかげです。コースがわかってしまえばあとは確実に進むだけですから。岩場が平坦になり、これ以上先に進めなくなるまで行ってみると、木の枝の間から日原の集落が見渡せました。冒頭の写真がそうです。いい景色です。なんだか道路に車が一列に並んでいるように見えるのですが...。戻った時に目の当たりにしましたが、本当に日原鍾乳洞の駐車場待ちの行列でした。


反対側の山並み。雲が上空を覆っています。やっぱり今日は晴れない日だったようですね。


稲村岩先端から戻ります。小さな祠がありました。どこかから向こうに回りこめるのでしょう。


この岩が稲村岩の最高地点のようです。登ってみれば良かった。すっかり反対側の景色に気を取られていたので、思いつきもしませんでした。しまった。


帰り道の途中の足元。断崖絶壁とまではいきませんが、落ちたらあまりいい結果にはなりそうにありません。ここはさすがに下りません。下りコースの岩場は、慎重に、まっすぐ立って進めば大丈夫です。鎖もありませんが、それは、鎖などなくても大丈夫なレベルということ。


10:50 (4:45経過) 稲村岩から無事に戻りました
さてと、あとは来た道を軽快に下ります。山頂で一緒だった方お二人を、会話しながらパスさせていただいて先に進みます。急な下りは相変わらずですが、足元が安定してくるとトレランシューズは速いです。1時間20分で登られた方はシューズの選択を誤ってしまったそう。ちょっと辛そうでした。


橋を渡り


民家の裏に出て


登山口に戻ってきました!


懐かしい風情の街並みを抜けてブラブラと駐車場まで。


東日原バス停の様子。この右側のバス停スペースにも親子連れの方々で賑わっていました。崖の上で眺めがいいですから。


11:25 (5:20経過) 東日原駐車場でフィニッシュ
駐車場で着替えを済ませ、帰宅の途につきました。奥多摩町はお盆のお祭りのようです。


今日は心拍を抑えて歩いたので楽なトレッキングでした。奥多摩三大急登とのことで、確かにずーっと同じような急な登りでした。ただし、がんばるからキツイのであって、のんびり歩けばキツイ登りではありません。むしろ気をつけるべきは、下りですべったり木の根につまづいたりすることでしょうか。あとは体力不足の方だと下りで膝を痛めそうです。時間に余裕を持ってゆっくり登りたいコースです。途中眺望がないなどと書かれることが多い稲村岩尾根、それはその通りなのですが、トレッキングは遠くの眺望だけではないですからね。鮮やかな緑も朝霧も濡れた土も、すべて生き生きとした感覚を味わえました。


日付: 2015年8月15日
トレーニング時間: 05:19:42
平均心拍数: 120
最高心拍数: 162
消費カロリー: 2493 kcal
距離: 12.97 km
平均ペース: 25:00 min/km
トレーニング負荷: 348


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